【フロントガラス】【リペア修理】【名古屋市】【港区】デリカ

2024.6.27

フロントガラス損傷のため交換かリペア可能か迷われており、

ご来店いただき現車を確認したところ、難しい作業になりましたが

リペアで対応しご納車させていただきました。

¥11000-

数多くあるホームページより弊社を選んでいただきありがとうございました。

損傷確認

まずはキズの確認です。
キズとしてはやや深さがあり、どこまでキレイにレジン(硬化材)が入るかという点と、損傷個所がふち枠に近いため圧力がかかると外へ力が抜け、そのままピシッとひび割れが伸びるリスクがあることが確認できます。

着工①

早速作業に取り掛かりましたが、キズの中にある空気を吸い上げる作業の時点でうまく吸引できるキズではないと判断し、敢えてドリルを使って枝分かれしているキズの先端までの道を作る作業をしています。慎重に行わないとこの時点でひび割れが伸びる可能性があります。

着工②

無事、先端までの道を作り、中にある空気を吸引して密封状態にします。
分かりやすい表現で説明すると、布団の圧縮袋のように、空気を吸い取り密封し、それを開けて膨らむ際にレジンを隅々まで流し込みます。

着工③

続いてレジンが流れ込んだら硬化させます。
この時も圧力がかかっているため、よく確認しながら進めていきます。

着工④

先端まで硬化が確認できたので、次は蓋をする作業です。
液剤を垂らし、フィルムをのせてさらに硬化させます。

着工⑤

フィルムが付いている状態が分かりやすいように少しずらして写真に収めてみました。

着工⑥

蓋ができ、はみ出ている余分な液剤を削り落としていきます。
まずは剃刀の刃のようなもので行いますが、この時の力加減は職人の感覚なのでリペア修理は簡単そうに見えてとても繊細で難しい作業になります。

着工⑦

そして最後にコルクで仕上げのケア作業を行います。
削り落とした固まった余分なものをさらに研磨することで、ガラスを滑らかにしていきます。
ではいよいよ次が完成写真となります。

完成

うまく写真が取れていないわけではなく、ほとんど分からない状態までキレイに仕上がりました。
打痕キズの点がわかるように指差ししてみましたが、肉眼で見るとパッと見ほぼ分かりません。
お客様にも喜んでいただき良かったです。

リペア修理はキズの形、大きさ、損傷位置などすべての条件が施工できるか否かの判断要素になりますので、ご予約の上、現車確認は必須となります。

まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。